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映画ドラえもん(2021)シリーズ しずか ドラえもん スネ夫 のび太 ジャイアン パピ ロコロコ ドラえもん&ぷよぷよ どら焼き 映画ドラえもん(2021)コラボシリーズ アルル ver.ドラえもん レムレス ver.ドラえもん すけとうだら ver.ドラえもん ドラリス レアリティ 各自で異なる CV ドラえもん:水田 わさびのび太:大原 めぐみしずか:かかず ゆみスネ夫:関 智一ジャイアン:木村 昴 概要 2022年2月の『映画ドラえもん のび太の小宇宙戦争(リトルスターウォーズ) 2021』(*1)コラボで登場した。 本コラボでは魔導石ガチャは開催されておらず、すべてイベント限定クエストで入手する形式になっている。 ドラえもん&ぷよぷよはスペシャルログインボーナス、その他のキャラはコラボチケットガチャで入手できる。 ドラリスはコラボクエスト、どら焼きはコラボクエストの初回クリアでも全属性を入手できる。 コラボガチャチケットは、限定クエスト「ぷよっと小宇宙戦争(リトルスターウォーズ) 2021」からのドロップや1日1回クエスト、ログインボーナスで入手できる。 コラボ期間中はえらべるまぜまぜ召喚も実施され、ドラえもん・のび太・しずか・スネ夫・ジャイアンのいずれか5枚を別のキャラに交換できる。 「ドラえもん」と「ドラえもん&ぷよぷよ」は別キャラ扱いになっており、パワーアップ合成を行ってもスキルレベルは強化されない。 ドラリス、どら焼きはパワーアップ合成素材として使用すると、「彗星ぷよ」1枚分の経験値を取得できる。 コラボクエストは、「超激辛」でチケット1枚が確定でドロップし、「極辛」はチケット1枚確定で、2枚入手できる場合もある。 クエストからガチャチケット (カード以外のアイテム) がドロップするのは、本コラボが初となる。 素材ぷよ以外のカードが「パワーアップ素材」として登場したり、コラボパプリスがガチャから出現したりするのも今回が初である。 その関係でコラボパプリスに、コラボパプリスにプラスボーナス+1の状態で配布されるのは、今回が初となる。プラスボーナスがついていないパプリスはマルチクエストでのみ入手できる。 なお、2022年2月9日時点で、レベルMAXかつプラスボーナス300未満のカードに、プラスボーナスがついたドラリスを合成するとアプリが強制終了することがある不具合が生じたが、現在は修正済み。 また、本シリーズ(ぷよクエキャラの ver.ドラえもんを除く)はコラボ期間終了後、まぜまぜ召喚に使用できなくなっている。このような対応が行われるのは初のケースで、まぜまぜ召喚の演出の都合上と思われる(余談にて後述)。 ステータス 映画ドラえもん(2021)シリーズ キャラクター レアリティ タイプ コスト たいりょく こうげき かいふく しずか ★6~★7 バランス 30,42 5580 2683 972 ドラえもん たいりょく 8500 2430 337 スネ夫 こうげき 5340 3360 270 のび太 バランス 5565 2625 972 ジャイアン こうげき 5384 3376 245 キャラクター レアリティ タイプ コスト たいりょく こうげき かいふく パピ ★6 バランス 30 3680 1870 800 ロコロコ たいりょく 4970 1800 240 ドラえもん&ぷよぷよ バランス 26 3710 1655 702 パピ・ロコロコ・ドラえもん&ぷよぷよは★6 Lv.99、それ以外は全て★7 Lv.120の状態。 映画ドラえもん(2021)コラボシリーズ キャラクター レアリティ タイプ コスト たいりょく こうげき かいふく アルル ver.ドラえもん ★6~★7 こうげき 30,42 5369 3360 257 レムレス ver.ドラえもん かいふく 5936 1946 2640 すけとうだら ver.ドラえもん たいりょく 8568 2403 337 全て★7 Lv.120の状態。 スキル 映画ドラえもん(2021)シリーズ キャラクター レアリティ スキル 発動ぷよ数 類似キャラ しずか ★6 3ターンの間、なぞり消し数を5個増やす(同時消し係数を4倍に) 40 ラフィーナ ver.ツクヨミ ★7 フィールド上の色ぷよをランダムで4個チャンスぷよに変え、3ターンの間、なぞり消し数を7個増やす(同時消し係数を4倍に) ドラえもん ★6 1ターンの間、味方全体をどの色の連鎖でも攻撃するようにする(通常攻撃のみ) 45 ハッピーダイナーのローゼマティ&オー ★7 40 スネ夫 ★6 フィールド上の色ぷよをランダムで1個チャンスぷよに変えるさらに1ターンの間、味方全体の通常攻撃を「こうげき」×3の爆裂攻撃にする ★7 フィールド上の色ぷよをランダムで1個チャンスぷよに変えるさらに2ターンの間、味方全体の通常攻撃を「こうげき」×3.5の爆裂攻撃にする のび太 ★6 相手全体を1ターンの間、「封印」状態にし、1ターンの間、3属性以上の同時攻撃で味方全体の攻撃力を3倍にする ★7 相手全体を1ターンの間、「封印」状態にし、2ターンの間、3属性以上の同時攻撃で味方全体の攻撃力を3.5倍にする ジャイアン ★6 1ターンの間、味方全体の攻撃力を3倍にし、相手全体の攻撃力を80%減少させる ★7 2ターンの間、味方全体の攻撃力を3.5倍にし、相手全体の攻撃力を80%減少させる キャラクター スキル 発動ぷよ数 パピ 味方全体の状態異常を解除し、最大体力の20%を回復する 30 ロコロコ 2ターンの間、相手全体の攻撃力を95%減少させる 35 ドラえもん&ぷよぷよ 1ターンの間、フィールド上の色ぷよをランダムで2個チャンスぷよに変える 30 映画ドラえもん(2021)コラボシリーズ キャラクター レアリティ スキル 発動ぷよ数 類似キャラ アルル ver.ドラえもん ★6 相手単体に青属性カードとこうげきタイプがフィールド上の色ぷよの数×「こうげき」×0.6の属性攻撃を与え、フィールドをリセットする 40 ★7 相手単体に青属性カードとこうげきタイプがフィールド上の色ぷよの数×「こうげき」×0.8の属性攻撃を与え、フィールドをリセットする レムレス ver.ドラえもん ★6 2ターンの間、青属性カードとかいふくタイプの通常攻撃を「こうげき」に「かいふく」を上乗せした3連続攻撃にする ★7 3ターンの間、青属性カードとかいふくタイプの通常攻撃を「こうげき」に「かいふく」を上乗せした3連続攻撃にする すけとうだら ver.ドラえもん ★6 1ターンの間、ネクストぷよをすべてあおぷよに変える 25 一反もめんシェゾ ver.音駒高校土方十四郎 ★7 フィールド上のあおぷよを1個チャンスぷよに変え、1ターンの間、ネクストぷよをすべてあおぷよに変える リーダースキル 映画ドラえもん(2021)シリーズ キャラクター レアリティ リーダースキル しずか ★6 味方全体の攻撃力と体力を2.5倍にし、通常攻撃時のみハートBOXを1個消すごとにスキル発動ぷよ数を1減らす ★7 味方全体の攻撃力と体力を3倍にし、通常攻撃時のみハートBOXを1個消すごとにスキル発動ぷよ数を1減らす ドラえもん ★6 味方全体の攻撃力と体力を2.5倍にし、なぞり消し数を1個増やすさらに相手ターン終了時にフィールド上の色ぷよをランダムで1個「プラス状態」にする ★7 味方全体の攻撃力と体力を3倍にし、なぞり消し数を2個増やすさらに相手ターン終了時にフィールド上の色ぷよをランダムで1個「プラス状態」にする スネ夫 ★6 味方全体の攻撃力と体力を2.5倍にし、10個以上の同時消しでネクストぷよをランダムで1個チャンスぷよに変える ★7 味方全体の攻撃力と体力を3倍にし、10個以上の同時消しでネクストぷよをランダムで1個チャンスぷよに変える のび太 ★6 味方全体の攻撃力と体力を2.5倍にし、3連鎖以上で味方全体にこのカードの「かいふく」×1.5の回復 ★7 味方全体の攻撃力と体力を3倍にし、3連鎖以上で味方全体にこのカードの「かいふく」×1.5の回復 ジャイアン ★6 味方全体の攻撃力を2.6倍、体力を2.5倍にし、このカードの攻撃力をさらに2倍にする ★7 味方全体の攻撃力を3.2倍、体力を3倍にし、このカードの攻撃力をさらに2倍にする キャラクター リーダースキル パピ 味方全体の攻撃力と体力を2.5倍にし、クエスト出発時1回のみフィールド上の色ぷよをランダムで3個プリズムボールに変える ロコロコ 味方全体の攻撃力を2倍、体力を2.5倍にし、体力が0になっても1回のみ「体力1」で踏みとどまる ドラえもん&ぷよぷよ 味方全体の全能力値を1.8倍にする 映画ドラえもん(2021)コラボシリーズ キャラクター レアリティ リーダースキル アルル ver.ドラえもん ★6 青属性カードとこうげきタイプの攻撃力と体力を2.5倍にし、クエスト開始時1回のみネクストぷよをすべてあおぷよに変える ★7 青属性カードとこうげきタイプの攻撃力と体力を3倍にし、クエスト開始時1回のみネクストぷよをすべてあおぷよに変える レムレス ver.ドラえもん ★6 青属性カードとかいふくタイプの攻撃力を2倍、体力を2.5倍、回復力を1.5倍にし、4連鎖以上でフィールド上の色ぷよをランダムで4個ハートBOXに変える ★7 青属性カードとかいふくタイプの攻撃力を2.5倍、体力を3倍、回復力を2倍にし、4連鎖以上でフィールド上の色ぷよをランダムで4個ハートBOXに変える すけとうだら ver.ドラえもん ★6 青属性カードとたいりょくタイプの攻撃力を2.5倍、体力を1.5倍にし、3連鎖以上で1ターンの間、青属性カードとたいりょくタイプの受けるダメージを25%軽減する ★7 青属性カードとたいりょくタイプの攻撃力を3倍、体力を2倍にし、3連鎖以上で1ターンの間、青属性カードとたいりょくタイプの受けるダメージを25%軽減する コンビネーション 「各カード詳細」を参照。 評価 映画ドラえもん(2021)シリーズ しずか 扱いやすいなぞり消し数増加スキルとスキル加速を促すリーダースキルを発動するため、キャラの資産がない人には重宝される。ただし、「ガールズ」に対応する赤属性キャラは、競争率が高いほか、なぞり消し数増加スキルとしても他のキャラと競合しやすいのがネックになりやすい。 簡易版しろいフェーリと割り切って運用する分にはしっかり働いてくれる。 ドラえもん 青単色だが、ハッピーダイナーのローゼマ、ティ&オーと同様に扱える。 ロボットだが、「ボーイズ」に対応するため、組み合わせに困ることは少ない。 スネ夫 チャンスぷよ変換スキルにより、スキル加速に貢献できるが、通常攻撃が変化するスキルとしてはかなり癖が強く、使いこなすにはテクニックが必要になる。 しかし、味方全体の通常攻撃が変化するスキルを発動するこうげきタイプのキャラの数は少なく、こうげきタイプの全体攻撃力強化要因として扱えなくもないが、棒術のラフィーナ、ジーニアスナイトクルーク、かざみどりのザラ、もののふのリュード、追憶の天騎士ユーリ、ラインハルト・ヴァン・アストレアといった単体連続攻撃キャラといった高い壁が立ちふさがる。 のび太 単体では至って普通のスキルだが、他のキャラとの組み合わせで活用できる条件攻撃力強化スキルを発動する。1ターンのみだが、相手全体を「封印」状態にするため、足止めにも役立つ。 「凍結」状態で相手の足止めに特化しつつ相手全体が受けるダメージをを増幅させることができるエミリア&パックと併用することで、「封印」と「凍結」により、相手の動きを封じることができるため、安定性が大きく向上する。「封印」が効かない相手にも被ダメージ増幅スキルが刺さるため、併用にそこまで影響が出ない点も強みになっている。 コンビネーションこそ組めないが、同じバランスタイプなので、タイプ統一デッキが求められるクエストでも併用できる最大の利点になっている。 攻撃せずに「封印」を付与できるのも地味だがメリットになり、連れていけば何かしらの役割は果たしてくれる。 ジャイアン 使い所を考えれば、強力なスキルだが、普段の豪快さのイメージに反してまともで堅実なスキルであり、飛び抜けた強さはない。 リーダースキルは、他のドラえもんキャラより倍率は少し高いが、自身のみ攻撃力が強化される程度にとどまり、それ以外の面で補助する効果がないのが気がかりな点である。 ドラえもんキャラ統一デッキを編成すると、1ターンのみだが、のび太の「封印」付与スキルと自身の攻撃力減少スキルが競合してしまう難点が生じる。 パピ バランスタイプで状態異常を解除できる強みを持っている。 しかし、「★7へんしん」には対応していないため、効果を完璧に生かすのは難しい。 ロコロコ 攻撃力減少スキルにより、サポートに向くが、パピ同様、「★7へんしん」に対応していない問題点がある。 素の耐久力はあるので、パピほどではないが、それでも生かすのは難しい。 ドラえもん&ぷよぷよ 映画ドラえもん(2021)コラボシリーズ アルル ver.ドラえもん シェゾ ver.銀時に似たスキルを発動する。 リーダースキルとスキルがこうげきタイプにも対応していることが相違点だが、シェゾ ver.銀時と異なり、アルル ver.ドラえもんの場合は、青属性の派生キャラがあまりにも多く、コンビネーションや同キャラ制限の問題を考慮すると埋もれてしまう傾向にある。 レムレス ver.ドラえもん 実質イベント報酬キャラと同然のキャラでありながら、本キャラよりコストが上回る剣士シグの上位互換スキルを発動する。対象は異なるが、3ターン持続かつ連撃に回復上乗せがついているため、攻撃力の面でも剣士シグより上にある。ルリシアがいない場合の繋ぎとしては十分なスキルであり、育成しておくと便利。 ちなみに、通常攻撃変化スキルを持つ青単色のキャラでは、初めて3ターン持続するスキルになっている。癒しの天使シエルの効果を受けられないキャラがいる上で長期戦を視野に入れる場合は、こちらも採用候補に入れられる。 条件が厳しい割に満たしてもハートBOXに変換するだけの効果なので、リーダーには適していない。倍率も高いとはいえず、他に任せた方が良い。 すけとうだら ver.ドラえもん 一反もめん、シェゾ ver.音駒高校、土方十四郎と同様のスキルで、スキル加速に大きく貢献できるが、「ボーイズ」には対応しないという貧相さは変わらない。 戦乙女アルル&カーバンクルや影冠のラフィソルと組み合わせれば手軽にスキルループができる。 必要な耐久力を確保しやすいたいりょくタイプなのがまだ救いだが、リーダースキルは軽減効果が低く、有効な策とは言えない。 余談 ドラえもんは、他のスマートフォンゲームで過去に数回コラボを開催しているが、こちらもぷよクエと同様に、課金によるコラボガチャではなく、コラボチケットガチャでのみ入手できる。おそらく、版権元の意向で、課金アイテムを使用した、キャラの入手がないことをコラボ開催の条件にしているものと思われる。 コラボガチャチケットは、限定クエストでドロップし、何度でも入手できる。 また、本コラボ開催中のまぜまぜ召喚では「カレー鍋に煮込まれる」演出から「銀河に吸い込まれる」演出に変更された。 コラボ終了後は、元の演出に戻ったが、それに伴い、本シリーズキャラはまぜまぜ召喚の素材として使用できなくなっている(*2)(注意事項の最後に掲載されていた)。 これも版権元の監修によるものと思われる。 どら焼きのコスト・ステータスは彗星ぷよと同じ設定で、コスト99、たいりょく4000、こうげき1549、かいふく947。 成長素材であり、デッキに入れられないため、コストやステータスの意味はない。 ちなみに、どら焼きは素材カードでありながら、ガチャからはプラスボーナスが1ついた状態で出現した。ただし、素材BOXに入ると複数枚数が1つにまとめられるため、プラスボーナスはなくなっている。 これは、後に不具合として「おしらせ」で告知され、お詫びのコラボチケット10枚が配布された。 各カード詳細 映画ドラえもん(2021)シリーズ ドラえもん コンビネーションは、「ボーイズ」。 ロボットであるにもかかわらず、「ボーイズ」に対応している。ただし、ネコ型ロボットなので、「どうぶつ」には対応しない。また、ヒゲが生えているが、「ヒゲ」にも対応しない。 公式設定では、体重は129.3kgだが、ジャイアンと異なり、「ヘビー級」にも対応しない(ドラえもん&ぷよぷよも同様)。 のび太 コンビネーションは、「ボーイズ」「めがね」。 しずか コンビネーションは、「ヒロイン」「ガールズ」。 スネ夫 コンビネーションは、「ボーイズ」。 ジャイアン コンビネーションは、「ボーイズ」「ヘビー級」。 パピ コンビネーションは、「ボーイズ」。 ロコロコ コンビネーションは、「ボーイズ」「どうぶつ」「はばたき」。 ドラえもん&ぷよぷよ コンビネーションは、「ボーイズ」。 上記の通り、ドラえもんとは別キャラ扱いになっている。 映画ドラえもん(2021)コラボシリーズ アルル ver.ドラえもん コンビネーションは、「初代メンバー」「ガールズ」「ヒロイン」。 レムレス ver.ドラえもん コンビネーションは、「魔導学校」「ボーイズ」「ボス!?」。 すけとうだら ver.ドラえもん コンビネーションは、「スイマー」。
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タイトル(コピペ用) ドラえもん1 のび太と妖精の国 ジャンル ACT このページを編集 海外タイトル 発売日 1993/02/19 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 その他 -表示 国内版 ここを編集 記録 - 追記回数 - Player gocha TASVideosページ - TASVideosStatus - 転載元 http //d.hatena.ne.jp/GOCHA/ 分割リンク part2,part3 マイリスト - 備考 Movieファイル 解説 過去最速 +表示
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今日は、8月6日。 真夏の太陽の照りつける中で、心地よい風が吹き抜けていく。 少年、野比のび太はいつものように自分の部屋で座布団を枕に横になっていた。 22世紀からやってきたネコ型ロボットのドラえもんは未来へ出かけていて今は不在だ。 未来デパートへ行っているらしい。 タイムマシンが使えるならどうして出かけた直後に帰ってこないのかという疑問が残るが、ドラえもんはいつもそうなのだ。 銀河超特急のチケットを買いに行ったときなど無断で3日間も家を空けた。 しかし、今回の場合ドラえもんの不在はのび太にとって大好きな昼寝を悠々とするまたとないチャンスである。 のび太はドラえもんが大好きだったが、子守ロボットの宿命としてドラえもんは何かと口うるさいのだ。 昨日も宿題をきちんとやってね、と言い残して引き出しの中に潜り込んでいった。 ドラえもん、何やってるのかな・・・ 心の片隅でわずかながらドラえもんを案じながら、のび太は眠りへ落ちていった――― 知らない間にのび太が眠りに落ちてどれくらい経ったろう、のび太の安眠を破るものは突然現れた。 「おーい、のび太ー!!」「のび太ー!」 下で大柄の少年、剛田武が叫んでいる。 あの声はジャイアンか。 目を覚ましたのび太はゆっくりと起き上がり、あくび交じりに窓から顔を出す。 「なに~?」 「これから僕のウチでポケモンやるから、DS持ってのび太も来なよ」 骨川スネ夫が奇妙な髪型を風になびかせてそう言った。 「わかったー!先に行っててよ!」 「じゃあな、絶対来いよ!来ないとぶん殴るからな!」 ジャイアンがそう言うと二人はスネ夫の家の方角目指して駆けていった。 「えーっと、DSDS・・・」 昨年の誕生日までに宿題を終わらせるという条件で頼み込んで買ってもらったものだ。 ちなみに、ポケモンはひみつ道具の「サンタえんとつ」の力である。 のび太が時計にちらと目をやると3時前を指していた。 さあ、行くか。必死で育てたポケモンの力を見せてやる。もうぼくをバカにはさせないぞ。 のび太は階段を駆け下りるといつもの調子で行ってきますの言葉を残して自宅を後にした。 スネ夫の家に着き、とりあえずみんなでDSの電源を入れてピコピコやっていると、不意にインターホンが鳴った。 「あ、しずちゃん!」 そういってスネ夫は部屋を後にし、玄関へ向かった。 「しずちゃんも来るのかぁ・・・」 しずちゃんと呼ばれた来客、源静香はのび太と同い年の美少女である。性格も優しく、多くの男の子の憧れの存在であった。 しずちゃんにいいとこ見せなくちゃ。 のび太がそう思っているところにしずかがスネ夫につれられ部屋に入ってくる。しかし、その後ろには・・・ 「出木杉!」 のび太は思わず叫んだ。出木杉英才はのび太の恋敵、そしてなんでもソツなくこなす天才少年だ。 「やあ、のび太くん、武くん」 「こんにちは」 2人が口々に挨拶するとジャイアンは陽気に「おう!」と返した。のび太はDSに没頭するフリをして何も言わない。 「のび太くん、どうしたの?」 のび太に勝手にライバル視されているとも知らない出木杉はどうやら心配したらしい。 「いや、なんでもない」 「ならいいんだけど・・・」 「みんなそろったところで対戦しようよ」 二人の会話をスネ夫がさえぎり、のび太vsジャイアン、スネ夫vs出木杉の対戦が始まった。しずかは興味深そうに見守る。 のび太の家を出るときの闘志はまだ衰えてはいなかった。今日こそは勝ってやる! 「よーし、行くぞジャイアン!」 結果は惨敗であった。お互い相性を良く覚えきっていない対戦では力押し主体のジャイアンの戦い方の方が有利だったのだ。 それに加えてジャイアンは自分のポケモンが一匹倒れるごとにのび太を殴ろうとするし、散々だ。 「ふん!いまのはたまたま!」 一敗程度で闘志は衰えない。そのままジャイアンに再挑戦するも、やはり歯が立たない。 その後の対戦相手、スネ夫と出木杉にも赤子の手をひねるようにあしらわれ、のび太の戦跡は全敗であった。 恒例行事のジャイアン・スネ夫によるのび太いびりのあと、スネ夫がこんなことを言い出した。 「出木杉、頼んだものは持ってきた?」 「うん、持って来たよ。」 出木杉はカバンを探るとゲームボーイカラーを取り出した。スネ夫も同様にGBCを取り出す。 「じゃあ約束どおり対戦しようか」 「何だそれ?」 ジャイアンがたずねる。出木杉が説明を始めた。 「これはポケモン金だね。スネ夫くんのは銀さ。 今から7年以上前に発売したものだけど、今のDS版のシステムのベースを作り上げた作品さ。」 「へぇ・・・」 「さすが出木杉さんね」 ジャイアンとしずかはただ感心する。のび太は「ちぇっ」と漏らした。 かなり長かったスネ夫と出木杉の対戦が終わるとスネ夫はいつものように自慢話を始めた。 「このポケモン銀はボクが3歳のときに・・・」 まーたはじまった。スネ夫の自慢話は大概いやらしくて長い。 でも、僕もポケモン金銀遊んでみたいかも・・・。 そうだ、ドラえもんが帰ってきたら頼んでみよう。明日は誕生日、何とかなるかもしれない。 のび太がそこまで考えたとき、スネ夫の自慢話が終わったようだ。 「・・・って感じなんだけど、のび太、聞いてる?ま、持ってないやつには分からないだろうけどね」 「分かるさ!」 「へぇ、どの辺が?」 「それは・・・」 「ほら、やっぱり答えられないじゃないか」 ジャイアンとスネ夫は満足げに笑う。そこでしずかが流れをさえぎった。 「でも、スネ夫さんの話聞いてたらあたしもやりたくなってきちゃったわ、ポケモン」 でも、のび太はしずかに・・・何も出来ない! そこで出木杉がGBCを差し出しながら言った。 「じゃあ、僕のを貸してあげるよ。もうやりつくしちゃったし」 「スネ夫、もちろん俺には今すぐ貸してくれるんだろうな?」 隣でジャイアンはいつもの調子のままスネ夫に詰め寄る。 「わ・・・わかった、貸すから貸すから。」 そういってジャイアンにGBCを差し出すスネ夫。満足げに頷き、ジャイアンはのび太のほうを向いた。 「のび太!しばらくしたらまた相手になってやるぜ!あ、もちろんこの銀の方でな」 「ジャイアン、のび太は持ってないんだって」 「そうだったそうだった、ガハハハ」 「あー、もういいよ!じゃあね、スネ夫!おじゃましました!」 のび太はDSを引っつかみ、泣きながら骨川邸を後にした。 「たけしさん、スネ夫さん、言いすぎよ」 「うん、僕もそう思うな」 良識派の二人はジャイアンとスネ夫をとがめるが、いつもどおりのどこ吹く風だ。 「大丈夫大丈夫、またドラえもんに道具でも出してもらうんじゃねーの?」 「ま、ポケモンが強くなる道具があるとは思えないけどね、それにのび太だし」 当ののび太は以前泣きながら通りを走っていく。 その口からは不在だと分かりつつもいつもの名前が飛び出してきた。 「ドラえも~~~~~ん!!!」 「なんだ、まだ帰ってないのか。肝心なときにいないんだから!」 イライラしながらのび太がおやつを食べていると、引き出しが開いて、ドラえもんが帰ってきた。 ニコニコ笑っている。 「やあ、のび太くん、ただい「ドラえもーん!!」「わっ!」 「遅かったなぁ、何やってたの?」 「ふふふ、秘密」 「それよりドラえもん、ポケモン出してよ」 「え?ポケモンならもう持ってるじゃないか」 「そうじゃなくて!ポケモン金銀!」 のび太は今スネ夫の家であったことを話した。 「ふうん。仕方がないなあ」 「じゃあ、出してくれるんだね!」 「ふふふ、みんなを呼んできて」 「なんでポケモンを出すのにみんなを呼ぶの?」 「いいから、早く」 「??? じゃあ、呼んでくるよ」 のび太はスネ夫の家に電話をかけた。まだみんないるらしい。 「とにかく、ドラえもんが来いって言うんだよ」 「ふうん、まあドラえもんがそういうなら悪いことはなさそうだな。 わかった、みんなに言ってみるよ」 数十分後。のび太の部屋に5人が集まった。ジャイアンはドラえもんに大声でたずねる。 「ドラえもん、なにがあるっつーんだよ!」 「いいからいいから」 ドラえもんは無言でポケットを探っている。 「シミュレー塔!!」 ポケットからドラえもんの背丈ほどもある道具が飛び出してきた。 トゲのついた黒い巻貝のような形で、ライトのようなものがついている。 魔王の城、といった要望に、一同はあっと声を上げた。 「これは22世紀の新商品で、パラレルワールドを作り出す道具なんだ」 ドラえもんが説明を始める。出木杉、しずか、スネ夫は意表を疲れたような顔で黙って聞き、のび太とジャイアンは興味津々の様子だ。 「パラパラワールド?ドラミちゃんの言ってた?」 のび太のお約束の間違いを訂正しつつも、ドラえもんは説明を続ける。 「パラレルワールド!要するに平行世界、僕らの住んでるのとは別の空間にある世界だね。 この道具は未来のダウンロード販売で買った世界のデータを取り込んで、そこに入り込めるんだ。 もしもボックスと違うのは、世界の様子が初めから決まっているのと、クリアするまで出られないことかな。 もちろん途中リタイアはできるし、設定もある程度は出来るんだけどね」 「へぇ。面白そう」 さすがは出木杉である。小学生ながら今の説明を一発で理解したらしい。 「なんだかよくわかんないや」 のび太は対称的にほとんど理解できなかったようだ。スネ夫としずかは何とか理解しようと少し難しい顔をしている。 「よく分からないけど、俺たちをどっかの世界に連れてってくれるんだな!」 ジャイアンはいつもせっかちだ。 「ま、そういうこと。のび太くん、もしもボックスと気ままに夢見る機を組み合わせたような道具って言えば分かる?」 「うーん、分かったような分からないような・・・」 「で、ドラえもん。ボクたちをどんな世界に連れて行ってくれるの?」 「見たほうが早いよ」 ドラえもんがシミュレー塔の取っ手を引くと、ノートパソコンのようなものが出てきた。 スネ夫およびみんなの最大の関心事に答える、世界データの管理画面のようである。 真っ先に覗き込んだスネ夫が文字を読み上げる。 「ポケットモンスター・・・金銀クリスタル・・・ジョウト・カントー地方・・・これは!」 「ガハハハ、さすがドラえもん」 「わあ、あたしもやってみたかったの」 「いいね、ポケモンの世界かぁ・・・」 少年少女は口々に期待のコメントをする。ここでのび太が口を挟んだ。 「ドラえもん、さっき言ってた秘密ってこれ?なんでこんなにすごいもの買ってきたの?」 「だから、秘密」 ドラえもんは笑顔のまま秘密を守り通すつもりだ。 苦楽をともにしてきたのび太にはドラえもんの意図がすぐに掴めた。 「んー・・・でも」 そこで言葉を切り、終始笑顔だったドラえもんの表情が若干曇る。 「今やってるDS版にしたあげたかったんだけど少し高くて・・・」 「気にしないでよ、ドラえもん。ありがとう」 「照れるなぁ・・・じゃあ出発の前にみんなにルールを説明しておくね。設定は終わってるから」 ドラえもんはルールの説明を始めた。 1.最後までチャンピオンだった人の勝ち。危険なものを除いて好きな秘密道具を1日自由に使える 2.勝者のポケモン世界からの出口はチャンピオンのワタルが開いてくれる 3.ワカバタウンからスタート 4.あくまでも世界を作り出す道具なので全てシナリオどおりに行くとは限らない。 ゲームにないイベントが起こることもある 5.現実世界の1秒はポケモン世界の1万秒、つまりポケモン世界では時間が1万分の1のペースで流れる 6.クリアに必要な道具は人数分あるが、それ以外の道具はそうとは限らない 7.戦闘、進化、技などはダイヤモンド・パール版の設定に準ずる 「よし、じゃあいくよ!出発ー!」 「ドラえもんも来るの?」 「見てるだけじゃつまんないから」 ドラえもんがそういいながらボタンを押すとライトのようなものが光り、照らされた場所は抜け穴のようになった。 「さ、早く早く!」 「よーし!」 ドラえもんは5人を手招きして出発を見送った後、ふっとこう呟いた。 「1日早いけど、ま、いっか」 そしてドラえもんも、踵を返すとポケモンの世界へと旅立っていった――― 窓から夕日が差し込んでいる。 オレンジ色に染まった西の空には雲ひとつない。明日の天気は快晴なのだろう。 これから始まる旅への期待へ胸膨らます、6人の気持ちを映すように・・・。 柔らかい日差しが芽吹いてきた新たな命を包み込む。こちらの世界では春のようだった。 穴はドラえもんの説明どおりワカバタウンに繋がっていた。 いつものようにのび太を一番下にして6人が折り重なって倒れている。 どうやらここは広場のようになっているらしい。なぜかいつもの空き地にどことなく雰囲気が似ている。 民家が立ち並ぶ中で一際目を引く建物はウツギ研究所だろう。 「いててて・・・へぇー、ここがポケモンの世界?」 真っ先に立ち上がったスネ夫が誰ともなしに感想をつぶやく。 他の5人も立ち上がって泥を払っている。 「そうだよ。じゃあ、ここからは一人一人別々に行動をとって競争しよう!」 「オーッ!ってちょっと待って。何もないのにどうやって旅しろって言うのさ」 のび太にしてはまともな疑問である。ゲームの場合にもポケギアやら最初のポケモンやら旅の準備というものがある。 「そこにリュックがあるでしょ。中に必要なものが全部入ってる」 いつの間にやらそれぞれの傍らにリュックが置いてあった。しずかのものは丸っこい、少し違う形をしている。 既にリュックをあさり始めていたジャイアンは、中から手のひらサイズのボールを取り出した。 「お、モンスターボールだぜ!行けっ!」 中から現れたのは水色のワニ。おおあごポケモン、ワニノコである。 「おう!気に入ったぜ!よろしくな」 ジャイアンはゲームでスネ夫からもらった(というか横取りした)オーダイルがかなり気に入っていたのだった。 「ボクのオーダイル・・・ん、あった!何が出るかな?」 スネ夫のモンスターボールから出てきたのはヒノアラシ。 背中の炎の温度を肌で感じたスネ夫はポケモン世界に来た実感がようやく湧いてきた。 ポカポカした陽気も手伝い、夢見心地のスネ夫。 そしてその夢見心地を破るものはいつもの男である。 「おい、スネ夫!何を寝ぼけてんだよ?今から俺と勝負しようぜ!」 「えぇえ!?」 まさに寝耳に水。かくして半ば強引に二人はバトルを始めることとなった。 その隣では残りのメンバーがポケモンを取り出していた。 ドラえもんはチコリータ、しずかはピンプクがパートナーとなった。 広場の端っこでリュックの中身を検めていた出木杉のボールからはホーホーが飛び出してきた。 リュックの中にはポケギア、ポケモン図鑑、トレーナーカードなどの他にも歯ブラシ・タオル・石鹸といった生活用品まで入れられていた。 そしてなぜか、小さなヒメグマのぬいぐるみ。ティッシュは葉っぱで代用できてもこれは外せないと小さな説明が付いていた。 そんなリュックの中身がのび太の周りに散らばっている。 「ない・・・ない・・・えーっと・・・あった!君に決めた!」 一度やってみたかったとばかりに定番のセリフを吐いたのび太の前に現れたのは・・・ 「わっ!」 仰向けに倒れたのび太の顔の上ではみずうおポケモン、ウパーがぴょこぴょこ飛び跳ねていた。 「わぁ・・・かわいいじゃない」 しずかは抱きかかえてみたが、ウパーはすぐに逃げ出してのび太の顔面にもう一度ダイブした。 しずかは仕方がないとばかりにクスリと笑うとリュックを背負って踵を返すと、こちらを振り向いてこう言った。 「じゃ、あたしは行くわ。のび太さん、ドラちゃん、出木杉さんもまた会ったときにね」 「そうだね。じゃ、僕も行こうかな」 出木杉も準備が出来たらしい。 「またね、のび太くん、ドラえもん」 「うん、じゃあね」 「うー・・・」 出木杉としずかの挨拶にうめき声で答えると、のび太は手の先でモンスターボールをつかみ、ウパーを戻した。 「ドラえもん・・・ぼくウパーイヤだよ・・・」 ドラえもんは返事もしないで広場の奥を見ていた。どうやらジャイアンとスネ夫の勝負が終わったらしい。 「勝った勝った。やっぱり俺様はこっちの世界でも最強だな。じゃあなスネ夫!のび太、お前もせいぜい頑張れよ!」 ジャイアンは意気揚々と飛び出して行った。 「やっぱりジャイアンはジャイアンだなぁ・・・」 ドラえもんは呆れたように言った。スネ夫を見やると、ブツブツ文句を言いながらリュックを背負っていた。 ちらりとこちらを見やった後、何も言わずにスネ夫は広場を出て行った。 こうして広場に残っているのは仰向けに倒れたままへばっているのび太と呆れたようにそれを眺めるドラえもんのみとなった。 「やっぱりのび太くんだねぇ・・・」 ドラえもんはポケットにリュックをしまう。 「仕方ないだろ!こいつが悪いんだよ、こいつが!」 「ポケモンのせいにしたって仕方ないじゃないの」 「だってこいつが「ぎいやあああああああああ!!!!」 ドラえもんはいきなり飛び上がった!のび太もつられて飛び上がってしまった。 のび太には分かる。ドラえもんがこういうリアクションを取るのはネズミを見たときだけだ。でも、どこに? 「ネズミ!ネズミ!ネズミ!」 ドラえもんは広場を10週はしたかと思うと道へ出て猛スピードで走り去っていった。 のび太は突然の出来事に放心していたが、しばらくしてハッと我に返った。 見ると、広場の入り口にぎょっとしたように突っ立っている短パンを履いた少年がいて、その足元でコラッタが怯えている。 この世界の人間に出会うのは初めてだ。のび太は若干ドキドキしながら話しかけた。 「やあ、おろど・・・驚かせちゃってゴメン。あれ、ぼ、ぼくの友達なんだ」 「え?あ、ああ、ゴメ、ゴメン」 「ぼくはのび太っていうんだ」 「俺はゴロウ」 数秒間気まずい沈黙が流れる。・・・沈黙を破ったのはゴロウのほうだった。 「のび太、君はポケモン持ってるだろ?せっかくだから勝負しないか?」 怪訝そうな顔をして主人を見ていたコラッタは「勝負」の一言にきっとした表情になった。 「あ、う、うん。わかった・・・」 貰ったばかりのウパーに一抹の不安を抱きつつも、のび太の初戦が幕を開けることとなった。 「行け!コラッタ!」「い……行くんだ! ウパー!」 ポケギアのバトルガイド機能によるとこちらのレベルは5、対して相手は4。 レベルでは若干こちらが有利だ。力押しで勝てる。 自分が有利、ということで若干緊張がほぐれたのか、のび太の表情から曇りが取れた。 「ウパー、水鉄砲だ!」「遅い! 電光石火!」 一瞬の間にコラッタはとてつもないスピードへ加速していた。速い。水鉄砲もかわされてしまっている。 気が付けば、ウパーは攻撃を受けて倒れている。かわす暇もなかったようだ。なおコラッタは砂埃を上げて駆け回っている。 「ウパー、速さにひるんじゃダメだ! 構わず水鉄砲を続けろ!」 しかし同じことであった。電光石火の動きに追いつけるほどの動体視力がウパーには備わっていない。 水鉄砲をかわされては電光石火でダメージを受ける。そのような光景が何度か続いた。 緊張が取れて表情が晴れたのなど束の間の話であった。のび太の額には早くも冷や汗が光りはじめている。 何度水鉄砲を指示してもかわされては攻撃を受けてしまう。もうウパーの体力は半分もない。 のび太は勝負をあきらめ始めていた。 初めての勝負でいきなり負けるだなんて、こっちの世界に来てもぼくは…… いいんだ、ぼくは。いつもこうなんだから。テストも0点、ジャイアンやスネ夫にバカにされ、ママにも叱られて…… 現実世界での暗い日常がスライド写真のようにのび太の脳裏をよぎる。 だが、のび太がそのような暗い思いに浸っている間にもウパーは攻撃を受け続けているのであった。 「勝負の最中に暗い顔なんかするな! コラッタ、とどめの電光石火!」 我に返ったのび太が慌てる暇もなく、ゴロウのコラッタはウパー目掛けて突進していた。 傷だらけになったウパーには立ち上がる気力もないように見えた。 自らの出した水鉄砲で水溜りだらけになった広場にうつ伏せで這いつくばっている。 「久しぶりの勝ちだな。お疲れ、コラッタ」 対してゴロウのコラッタは無傷だ。うれしそうにゴロウのもとへ寄ってくる。 「……ありがとう、ゴロウくん」 のび太は礼を言うと暗い気持ちのままコラッタをボールに戻すゴロウを眺めていた。 「あぁ。ところでのび太、君はトレーナーになったばかりか?」 ゴロウは身支度を整えながらこんなことを訊いてきた。 「うん。そうだけど……」 「じゃあもっとポケモンをいたわることを覚えるんだな。 俺はまだ弱いトレーナーだけど、コイツのことは一番分かってやれる自信がある。 お前のウパーは相手の俺から見てもかわいそうだったぞ。 ん? ウパーを見てみろよ。……後はのび太の仕事だな」 賞金を受け取り、じゃあな、と言い残してゴロウは広場を出て行った。 いわれたとおりウパーを見るとのび太の方を見て尻尾に力を込めては立ち上がろうとしているのだった。 取り残されたのび太とウパーの周りには咲きそこなった桜のつぼみが転々と散らばっていた…… ゴロウが去ってからどれくらいの時が経ったろう。 ポケギアを見ると実際は10分も経ってないのだが、とてつもなく長い時間に思えた。 のび太は依然と暗い顔のまま傷だらけのウパーを前にして広場にしゃがみこんでいた。 まだウパーはのび太の目を見ては立ち上がろうとしているのだ。 不意にのび太はボールを取り出すと戻れ、とつぶやいてウパーをボールに収めた。 やりきれない思いだった。 「ウパーがかわいそうだったぞ」、とゴロウの声が脳内をぐるぐる回っている。 勝負の最中に勝手に自分が落ち込んだせいでウパーをこんなにも傷だらけにさせてしまった。 自分はウパーを疎ましく思っていたが、思えばウパーは自分を気に入っていたようなのだ。 ボールから出していきなり飛びついてきたり、最後まで自分の方を見て立ち上がろうとしていたのだから。 どうしてぼくはそれに気が付かなかったんだろう。挙句の果てにはドラえもんに「ウパーはイヤだ」とまで言って…… ぼくの方にもウパーを大切に思う気持ちがあれば……それに、ぼくにもっとトレーナーとしての力量があれば…… とにかく、ウパーをこんな状態にしておくわけにはいかない。 そう決心したのび太はウツギ研究所の方角へ駆け出していた。 目にいっぱいの涙をたたえながら。 次へ
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いつもの空き地で、のび太達がポケモンで遊んでいる。 数ヶ月前発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』 これで皆は一緒に遊んでいるようだ。 そんな中、空き地にピンク色の扉が現れる。 これはドラえもんと言う22世紀の猫型ロボット 彼が持って来た秘密道具の一つ『どこでもドア』だ。 その中から、さっき説明したドラえもんが現れて 空き地に居る全員に話しかける ドラえもん「皆!やっと手に入ったよ!」 その言葉に、眼鏡を掛けた黄色い服の少年が反応する。 のび太「ドラえもん?一体何が手に入ったんだい?」 その質問ににっこり笑って答える。 ドラえもん「ポケモン最新作の『アクアマリン』だよ!やっとこ手に入ったんだ!」 その答えに、のび太以外の人も反応する。 まず最初に、リーゼントもどきの髪のお坊ちゃま、スネ夫が話しかける スネ夫「何だって!そんなソフト聞いた事すらないぞ!」 そのセリフに、ドラえもんが自慢げに返答する。 ドラえもん「それはそうだよ!22世紀でついさっき発売されたばっかりなんだから!」 その後、オレンジ色の服を着た体格のいい『ジャイアン』が質問する。 ジャイアン「もしかして、そのアクアマリンをプレイできるのか!?」 その質問はあっさり残念な答えが返ってくる。 ドラえもん「それは無理なんだ。数量限定で一個しか買えなかったし、機種もDSじゃないからね…」 それに対して水色の服を着たイケメンの出来杉が質問する。 出来杉「それじゃ、何で買ってきたんだい?自慢かい?」 ドラえもんは、ちょっと悩んだ末に答える ドラえもん「とりあえず、のび太君家に行ってから説明するよ。」 ドラえもんはそう言うと、どこでもドアで皆を家に招待する。 ─のび太の部屋─ ドラえもん「じゃ、買ってきた理由を説明するね。」 ドラえもんはそう言うと四次元ポケットから灰色の四角い機械を取り出す。 ドラえもん「これは『ワールドプレイヤー』と言ってゲームの世界に入れるんだ。」 それを聞いた瞬間、ミニスカートの女の子の静香はピンと来た。 静香「もしかして、それを使って皆でそのアクアマリンの世界に…」 ドラえもんはコクリと頷き続きを話す。 ドラえもん「そう!だから皆を呼んだんだよ!」 それを言った後、ジャイアンが喋りだす ジャイアン「うぉおおお!なら早くやろうぜ!」 それをドラえもんが静める。 ドラえもん「とりあえず、ルールを説明するね。」 ルール ポケモントレーナーとしてチャンピオンを目指す事。 ジュエリ地方のマリンタウンからスタート。 最初に支給されるのは3000円とポケモン図鑑、傷薬一個、モンスターボール6個、パートナーポケモン一体です。 秘密道具は内部では使用禁止となっております。その為不正は出来ません。 期限は100日間。現実世界での1時間となります。その期間中に最後にチャンピオンになった人が勝ちとなります。 チャンピオンに負けたり、チャンピオンの時負けたりするとゲームオーバーとなり、ゲームが終了するまで特殊な空間で待つ事になります。 尚、ゲームオーバーには自分の意思でする事が出来ます。もう負け確定だと思えばこれを使ってください。 全部読み上げると、ドラえもんが皆に質問をする。 ドラえもん「じゃ、皆。このルールでいいかい?」 しばらくの沈黙の後、最初にのび太が返答する。 のび太「面白そう!やってみようよ!」 その後に続き、ジャイアンが返答する。 ジャイアン「そうだな!ポケモンの世界なんてワクワクするぜ!」 次に出来杉が答える。 出来杉「そうだね。行って見た方が面白そうだし。」 その次に静香が答える。 静香「本当のポケモン世界ってどんなのかしら……私も行くわ。」 で、最後に残った一人が反論する。 スネ夫「そ、そんな!もし致命傷負ったりしたらどうするんだよ!痛いのは嫌だよ!」 その質問にはドラえもんが答える ドラえもん「大怪我や致命傷を負った場合は特殊な空間に飛ばされて怪我も消えるし大丈夫だよ。」 その後、「それなら……」っとスネ夫も賛成する。 ドラえもん「じゃ行くよ!」 その掛け声と共に、ソフトカセット(直径約3cmのディスク)を灰色の箱に入れて、電源を押す。 すると、目の前の景色が一瞬にて変わり、周りは緑あふれた田舎町へと変わっていく。 だが、この時一人部外者が紛れ込んでいる事に、誰も気づかなかった…… ─マリンタウン─ ココは 全ての源 海の町 さて、マリンタウンに着いた様だ。 そう言えば、いつの間にか背中にリュックを背負っている。 これが最初に支給されるものが入っているのかな? ドラえもん「じゃ、背中のリュックの中身を確認してみてね。」 ドラえもんが皆に話しかける。 各自傷薬等の数を確認し、パートナーポケモンを出してみる。 一番最初に出したのはジャイアンで、中身は『ヒコザル』だった。 その次は出来杉。中身は『イーブイ』。 そして僕、のび太のパートナーポケモンは…『ピカチュウ』だ。 その次にしずかちゃんが出したポケモンは『チコリータ』。 スネ夫は『フシギダネ』みたいだ。 最後のドラえもんは『ゼニガメ』だ。 ドラえもん「確認が終わったね。じゃ、開始!」 その掛け声と同時に、皆同時に解散した。 とりあえず、ポケモンセンターにあるタウンマップで位置確認してから行こう。 その考えは出来杉も同じだったらしく、ばったり会ってしまう。 出来杉「ふんふん…301番道路は左方向か…あ、のび太君。」 出来杉がこっちに気がつき声を掛ける。 のび太「やぁ、出来杉。君もタウンマップで現在地確認かい?」 タウンマップを見てた事から間違い無さそうだが、とりあえず質問する 出来杉「うん、そうさ。どうやら東に向かうみたいだよ。」 出来杉にしてはやけに親切に教えてくれるなぁ…と思いつつとりあえず御礼を言う。 のび太「ありがと、出来杉。」 とりあえずポケモンセンターから出た所で出来杉は先に行ってしまう。 のび太はゆっくり行く事にしたらしい。 ─301番道路─ トレーナーも沢山居て、サファシティまで5km程ありそうだ… とりあえずピカチュウを駆使してトレーナーを倒していく。 どれ位歩いただろうか…ピカチュウのレベルは10まで上がり、時間は2時間が経過していた。 そんな時、目の前に一つの建物を発見した。 のび太「これは…道を繋ぐゲート!サファシティに着いたんだ!」 浮かれてそのまま中に入っていった。と同時に前から走ってくる人にぶつかる。 ???「痛ッ!危ないじゃない!」 黒フードをかぶったオレンジ色の髪の女の子のようだ。 のび太は、逆に反論する。 のび太「そっちが前を見ていないのが悪いんじゃないか!」 それに対し相手は怒ったようで喧嘩腰で反論する。 ???「何?やる気?」 相手はモンスターボールを持って勝負を挑む体制に入る。 のび太「望むところだ!行け!ピカチュウ!」 と、のび太がピカチュウを出した所で警察がゲートに入ってくる。 警察「警察だ!ミナン、お前を窃盗罪で逮捕する!」 それを聞いて、オレンジ髪の子は301番道路へ走る ミナン「ヤバッ!この決着はまた今度!」 オレンジ髪の子は301番道路へと出て行き、それを追いかけるように警察も去っていった。 のび太「何だったんだ…今の子は?」 その時、のび太は床に落ちている宝石に気がつく。 のび太「これは…前に宝石の店で見たガーネットとか言う宝石だっけ…?」 のび太「まぁ、今度会った時に返せばいいか。」 そう言うと、ガーネットをリュックの大切な物の場所に入れて、また進む。 のび太は、特に気にする事無くサファシティへ到着する。 これが物語を既に変えている事も知らずに… ─サファシティ─ 藍は深き青 深海の町 のび太の現在の手持ち 【ピカチュウ10Lv】 【オタチ6Lv】 ガーネット所持 参考図 ポケモンセンターから回復して出てきた瞬間、ジムから出てくるジャイアンを見つけた。 とりあえず声を掛けてみよう のび太「お~い、ジャイアン~」 ジャイアン「おう、のび太か。これからジム戦か?」 ジャイアンは返事と同時に質問をしてくる。 考えるまでも無い。のび太はすぐ返答した。 のび太「うん、そうだよ。ジャイアンこそジム戦はどうだった?」 ジャイアンもすぐ答えた。 ジャイアン「おう、バッチリだぜ。スネ夫と出来杉ももう倒したみたいだな。」 のび太「へぇ~…じゃ、ジム戦頑張ってくるよ。」 のび太はジャイアンに別れの挨拶をするとジムの中に入っていく。 のび太「ジム戦お願いしま~す!」 ???「お、今日4人目の挑戦者だね!」 上から白い服に、水色のサングラスを掛けた女の人が降りてくる。 クリノ「私はクリノ。主にノーマルタイプを使っているわ。」 クリノ「じゃ、始めましょ。行け!オタチ!」 クリノはオタチを出してくる。 その間にのび太は少し考える。 のび太─最初にピカチュウ出して力押しでもいいんだけれど、 それで主戦力が消えるのは痛いな…─ のび太─ここは一つオタチで様子見してからピカチュウを出すか…─ のび太「行けぇ!オタチ!」 相手と全く同じポケモンがバトルフィールドに現れる。 クリノ「同じポケモンとは厄介ですね…メロメロ!」 オタチがのび太のオタチを誘惑する。 生憎相手のオタチは♀、のび太のオタチは♂でメロメロを当てられる。 のび太のオタチはメロメロで動けない! クリノ「続けて体当たり!」 動けないのび太のオタチに体当たりが炸裂する。 のび太「くっ…ここは戻れ!オタチ!そして行け、ピカチュウ!」 のび太はオタチを戻してピカチュウを繰り出す。 クリノ「何を出しても同じですよ…メロメロ!」 オタチはまたピカチュウを誘惑するが全く効いていない。 クリノ「そんなっ…まさか!」 クリノがピカチュウの尻尾を見る。 その尻尾には、切り込みのような形がついている。 のび太「そう、このピカチュウは♀なんですよ。電気ショック!」 のび太のピカチュウが電気ショックを食らわし、オタチを瀕死にする。 クリノ「中々やるようね…これが私の切り札!ジグザグマ!」 このジュエリ地方では中々珍しいジグザグ模様の『ジグザグマ』を繰り出してくる。 のび太「何を出しても同じですよ。電気ショック!」 ピカチュウがジグザグマに電気ショックを当てるが、半分程度しかHPを減らせない。 クリノ「今度はこっちの番です。頭突き!」 ジグザグマの攻撃がクリーンヒットする。 その攻撃は急所に当たり、一撃でピカチュウを倒す。 のび太「急所に当たっただけで…まさか!」 のび太はジグザグマの首を見る。 そこには白いスカーフ…ノーマルタイプの技の威力を上げるシルクのスカーフがあった。 のび太「タイプ一致とシルクのスカーフに加えて急所…これなら納得できますね。オタチ!」 さっき現れた茶色いオタチが再び現れる。 のび太「オタチ!乱れ引っかきだ!」 1回目2回目が当たり、3回目、4回目。ここで乱れ引っかきは終わる。 クリノ「HPが後わずかですが、もう終わりでしょう。頭突き!」 その命令を聞いたジグザグマだが動かない。 クリノ「…もしかして…」 ジグザグマは痺れて動けないようだ! クリノ「さっきのピカチュウが静電気で麻痺させたと言うの!?」 それに気づきのび太はホッとする。だが次で決めなければこちらが倒される。 相手のHPは4分の1程度…3回以上出せなければ終わる…! のび太「乱れ引っかき!」 1回目…2回目…3回目………来るか!? のび太の見上げた先には、瀕死のジグザグマと生き残っているオタチ…いや、オオタチが居た。 ジグザグマを倒した経験地で進化したのだ。 のび太「やった!やったよオタチ…いや、オオタチ!」 そう言ってオオタチに抱きつくのび太 クリノ「お見事です。では、このクリアバッチと技マシン45(メロメロ)をどうぞ…」 のび太はバッチと技マシンを受け取り、上機嫌でジムから出て行った。 のび太の現在の手持ち 【ピカチュウ17Lv】 【オオタチ15Lv】 ガーネット所持 ジムから出た所で、謎の男が話しかけてきた ?????「やぁやぁ、キミー、ジム戦をもう終わらせちゃったのかい?」 なんだろうと思いつつのび太は返答する。 のび太「はい、そうですが…?」 それを聞いて謎の男はにっこり笑う アドバイザ「いや~俺はアドバイザなんだけれどさ、丁度居なくってさ。」 アドバイザ「アドバイスできなかった代わりにコレをあげるよ!」 謎の男はのび太に新品のタウンマップを渡す。 のび太「あ、ありがとうございます…」 その後、アドバイザは話を続ける。 アドバイザ「ここから南のハーフの森は今立ち入り禁止でねぇ~ …次はトパーズシティになるかな」 アドバイザ「トパーズシティはマリンタウンから南に行けば着くよ。」 色々アドバイスしてくれたアドバイザに御礼を言い、マリンタウンへ引き返す事になる。 ─マリンタウン─ 帰る時には近道が出来ており、草むらを避けて移動できた上、 トレーナーは全て倒していたので、かなり時間を短縮して着いた。 タウンマップによると、302番道路から、トパーズシティに行けるらしい。 とりあえず、302番道路へと繋がるゲートへと入る。 …と同時にまた人とぶつかる。 そのお相手はさっき会ったミナンとか言うオレンジ髪の黒フードの女の子だ。 ミナン「痛ぁ…ってまたアンタ!狙ってる!?」 のび太「そっちが狙っているんじゃないの?」 今度もポケモン勝負の準備をする。 ミナン「そんな事もう言わせないようにしてやるんだから!行け!マグマラシ!」 のび太「それはこっちの台詞だ!ピカチュウ!」 今度はちゃんとポケモンバトルが開始する。 相手はマグマラシ、のび太はピカチュウを繰り出す。 のび太「先手必勝!電気ショックだ!」 マグマラシにまずまずのダメージを与える。 ミナン「マグマラシ!火炎車よ!」 こちらもピカチュウにまずまずのダメージを与える…が、その様子を見てのび太はニヤつく。 ミナン「何がおかしいのよ!もう一発火炎車!」 だが、マグマラシは動かない。 ピカチュウの静電気で麻痺してしまっているのだ。 ミナン「静電気…!?運が良かったのね。」 のび太「電気ショックだ!」 その後、マグマラシは2回の電気ショックを食らい、瀕死になってしまう。 ミナン「くっ…次は…!」 と、そこにまた邪魔が入る。警察だ。 警察「そこまでだ!ミナン!貴様を窃盗罪で逮捕する!」 ミナン「またですかぁ~…」 そう言いながらマリンタウンへ逃げていく。 警察「こら!待てぇ!」 ミナン「この勝負はまた今度にお預けだよ!」 そういいながらミナンはゲートを抜けていく。 その後、ゲートの入り口に落ちていた紫色の宝石に気がつく。 のび太「また宝石…?紫色の宝石ってアメジストだっけか? あ! そういえば返すの忘れてた!」 のび太は、ガーネットを取り出し、見る。 のび太「まぁ…今度二つ合わせて返すか…」 そう言い、二つの宝石を大切な物ポケットに入れた。 ─303番道路─ 入った瞬間、一人の男が目に付く。そう、スネ夫だ。 相手もこちらに気がつき、話しかけてくる。 スネ夫「よぉ、のび太。早速だが勝負しないか?」 早速は早速だが早速過ぎる。 のび太「うん、いいよ。」 だが、二つ返事でのび太はOKしてしまう。 スネ夫─のび太がこの僕に勝てるわけ無いじゃん。精精経験地稼ぎに使わせてもらうよ…─ こうしてバトルは始まる。 スネ夫「行け!ズバット!」 スネ夫はこうもりポケモンのズバットを繰り出してきた。 のび太「行け!オオタチ!」 そしてのび太が攻撃指令をした瞬間、スネ夫がズバットを戻した。 スネ夫「行け!フシギソウ!」 のび太「乱れ引っかきだ!」 フシギソウに乱れ引っ掻きが当たる。 1回…2回…3回…4回…5回…そして最後の一回が急所に当たってフシギソウは倒された スネ夫「何だって!乱れ引っ掻きが5回当たったくらいでフシギソウが倒されるなんて!」 その時、オオタチの首に巻いてあるスカーフに気がつく。 スネ夫「それはシルクのスカーフ!?」 驚いているスネ夫にのび太が答える。 のび太「サファシティの民家でもらったんだ。 攻略スピードだけ優先してたのが間違いだったね」 スネ夫「くそう!ズバット!超音波だ!」 もうスネ夫はヤケになり超音波を繰り出すが、簡単にオオタチはかわす。 のび太「もう一回乱れ引っ掻きだ!」 Lvが低いズバットは3回目の乱れ引っ掻きを食らった時点で倒される。 のび太「どうやら僕の勝ちの様だね。」 スネ夫「くそぅ!これが賞金だ!さっさと受け取れ!」 スネ夫は賞金を渡し、ポケモンセンターへと走っていく。 のび太「さて、僕はトパーズシティへ急ぐかな…。」 そう言うと、302番道路を走り、トパーズシティへと急ぐ。 302番道路は301番道路と比べて短く、トレーナーも大して強くない。 が、301番道路の往復やジム戦も有り、トパーズシティに着いた時は夜になっていた。 ─トパーズシティ─ 黄色は光 明かりの町 のび太「とりあえず、町見学は明日にして、今日はポケモンセンターで寝るか…」 とりあえずのび太はポケモンセンターを探す。 だがこの町は広く、見つけるのに30分程度掛かってしまった。 のび太「今日泊まりたいんですが…」 受付のポケモンを回復してくれる『ジョーイ』さんに話しかけ、部屋を貸してもらう。 回復を待つ間、椅子に座って待つ事にした。 その時、自動ドアが開いて外から…見たらすぐ分かる姿。『ドラえもん』が入ってきた。 のび太「あ、ドラえもん!」 その声でドラえもんはのび太に気がつく。 ドラえもん「のび太君じゃないか!もうこんなに進むなんて凄いよ!」 のび太「ドラえもんこそ!」 ドラえもんの話によると、数分前預けたポケモンを受け取りに来たらしい。 丁度のび太のポケモンも回復が終わり、一緒に受け取る。 ドラえもん「ねぇ、のび太君?明日から一緒に冒険しない?」 のび太「うん、いいよ!僕も一人じゃ寂しかったし!」 ドラえもんの誘いを受けて、のび太はドラえもんと一緒に冒険する。 その時、のび太が謎の女の子『ミナン』について質問しようとする… が、それと同時に大きな爆発音が鳴り、停電が発生する。 ドラえもん「何だ?こんなイベントは知らないんだけど…!」 のび太「何だって!もしかして故障じゃ…」 一瞬の沈黙から、答えが結びつく ドラえもん「悩んでいても仕方ない!爆発音の発生源へ急ごう!」 のび太「うん!」 のび太の現在の手持ち 【ピカチュウ20Lv】 【オオタチ19Lv】(持ち物:シルクのスカーフ) ガーネット、アメジスト所持 ドラえもんの現在の手持ち 【ゼニガメ(?)??Lv】 【他不明】 次へ
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ドラえもん(テレビ朝日) ドラえもん 2020年7月~20年9月 共通事項 放送時間…土曜17 00~17 30 固定スポンサー BANDAI SoftBank 朝日新聞 小学館 M(McDonald s) エポック社(2020年8月) 2020年7月4日 0’30”…BANDAI、SoftBank、朝日新聞、戸田建設、小学館、タカラトミー、M(McDonald s) 2020年7月18日 0’30”…朝日新聞、戸田建設、BANDAI、SoftBank、タカラトミー、M(McDonald s)、小学館 2020年8月1日 0’30”…BANDAI、朝日新聞、SoftBank、エポック社、M(McDonald s)、小学館、タカラトミー 2020年8月8日 0’30”…タカラトミー、M(McDonald s)、小学館、エポック社、朝日新聞、BANDAI、SoftBank 2020年8月29日 0’30”…エポック社、朝日新聞、BANDAI、SoftBank、タカラトミー、M(McDonald s)、小学館 2020年9月19日 0’30”…M(McDonald s)、BANDAI、小学館、朝日新聞、SoftBank、ロッテ、戸田建設
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「のどぬーるの開発者にノーベル章あげたいわ。あれすげーな、即効で効くな即効で!」 「おめーの妄想に付き合ってらんねーよ」 (学校の門を勝手に開けるドラえもん)「不法侵入始まったww」 「「妖精の世界の入り口かもしれないぞ」って学校の門の前で言うなよwそれはお前学校の入り口だろw」 「出木杉・・・お前相変わらずのけ者だなw」 「そんなときには復元光線だろ」 「赤いマンガン乾電池から黒マンガン乾電池に変わったな。黒マンガンをなめんなよ」 「出木杉ってさあ、中学生くらいになったらさあ、インサイダー取引とかしてそうじゃね?」 (空間のゆがみが現実世界も支配してゲームがバグって続行不可能に)「ドオオオオラエモオオオオン!タイムマシーンプリーズ!!!」 しずかちゃんに対して「脱げよ!」
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用語 子供の集いとは「顕正会ドラえもんショー」を上演したとされるイベントである。 概要 女子部達が集う芸術祭および男子部の花巻温泉合宿で余興として披露された「ドラえもんショー」。冒頭では司会から、これらイベントと同日に「子供の集い」というイベントにてもこのショーを上演したという説明が入る。 子供の集いに関する情報は不明だが、その名の通り「子供達を招いた集会」であるとは辛うじて推測できる。 劇団芙蓉はこのとてもちびっ子に見せられたものではない着ぐるみ劇を子供達の前でも披露したということになるが、通常のショーと内容や演出に相違はあるのか、そして当時の子供達の反応が一体どのようなものだったのか気になるところである。 女子部版後編での静香曰く「大好きなお母さんの歌」の手話はこの集いで覚えたらしい。
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僕たちはドラえもんの招待によって未来でゲームの実体験ができる施設に来て ポケットモンスタークリスタルをやっている 現在は六日目だがコガネシティでドラえもんに集まれと言われたので コガネのポケモンセンターで集合した 「なんだよドラエもん さっきまでジムでバトルしてたんだぞ」 この人はジャイアン 乱暴者でよく僕を虐めてくる 「もう少しでジャイアンはアカネに勝てたんだぞ!!」 こいつはスネ夫 ジャイアンの腰巾着で一緒に僕を虐めてくる 「なにかあったのドラちゃん?」 この人は静香ちゃん 優しい性格で将来僕と結婚することになっている 「突然僕たちを集めるなんてなにか重要なことでもあったのかい?」 こいつは出木杉 全日本男児の敵だ 「重要なことがあったからみんなを呼んだんだ…………」 これはドラえもん 二頭身で蒼いボディのネコ型ロボットだ 「この空間は誰かに支配されてしまったみたいなんだ………………」 「「「「「な、なんだってー」」」」」 ど………どういうことだ? 一応これは僕の名前で登録して遊んでいるんだけど、一昨日からちょっと変なところがあるんだ………… 君たちはやたらと強いトレーナーと出会わなかったかい?」 「そういえば赤い髪で見たことも無いポケモンを使ってくるトレーナーに出会ったわ」 「静香ちゃん……赤髪のトレーナーってこのゲームではライバルやってたんだよ」 確かに水晶版では赤髪で目つきの鋭い少年がライバルの役をやっている 「僕たち以外でフィールドを動ける人間がいると面倒だからこいつは出ないようにしておいたんだ…」 「じゃあなんで出てきてるのさ!?」 「そ………そんなの僕は分からないよ!!でも、昨日の夜から施設に連絡が取れないんだ………」 「支配されてしまうとどうなってしまうんだい?」 「多分このゲームをクリアしたとしても元の世界に帰ることはできない………」 「つつつつつまり閉じ込められたってことじゃねーかよ」 おそらくこの世界は赤髪の少年が主導権を握って僕たちをこの世界に閉じ込めているようだ 「多分向こうのバグだと思うんだけど、施設に連絡が取れないとなると復旧は難しい」 「でもあまりに長くゲームをやっていたら普通は気づくんじゃないかな?」 「こっちの世界でいくら時間がたってもあっちの世界では一分しかたったことにならないんだ」 「永遠にこのままってこと?」 「実は一つだけ方法がある……… その赤髪の少年をポケモンバトルで倒すんだ!!」 「でもそいつを見つけられない限りずっとこのままってことかよ!!」 「いや………実はここに………僕たちの中にいるんだ………」 「どういうことドラちゃん?」 「自由に動ける僕たちメンバーには緊急用発信機がついていてね……… 移動できる人間全てに発信機がついているんだ……… そして今ここには移動できる人間の全てが集まっている!!」 「でもここにいるのはいつものメンバーじゃないか!?」 「その赤髪の少年はこの中の誰かを襲ってその人に成りすましていると思う……」 「「「「「な、なんだってー」」」」」 「そ……そんな危険な奴が目の前にいるなんて!!」 「でもこれは逆にチャンスなんだ」 「!!?」 「疑いなく僕たちメンバーを集められて赤髪の少年の話ができるのは一回だけ 今ここで赤髪の少年を捕まえようと思う」 ドラえもんの目には迷いは全く見られない それに赤髪の少年を倒したいのは僕だって一緒だ 『じゃあここで戦力の確認をし合おう』 「おっしゃーまずは俺のポケモンだ!!」 ジャイアンは鼻息をたてながらモンスターボールを二つ投げた 一体は石の塊に二本の腕がくっついたポケモン、イシツブテで もう一体は青い肌の巨大の鰐のようなポケモン、オーダイルだ 「僕はこいつらだ」 スネオは自慢するようにボールを三つ投げた 大きな翼に大きな口を開けた紺色のポケモン、ゴルバットと ドラえもんが見たら泡を吹きそうなポケモン、ラッタ なんとあと一体はイーブイであった 「私はこの子たち」 静香ちゃんは軽やかにボールを二つ投げた 間抜け面でいかにもトロそうなポケモン、ヤドンと 可愛らしく頭に葉をつけたポケモン、ベイリーフを出した 「僕はこのポケモンたちだ」 出木杉は憎らしい笑みをして三体のポケモンを繰り出した 一体は片手にスプーンを所持し額に星マークのあるポケモン、ユンゲラーと 巨大で岩を積み重ねたポケモン、イワーク 最後は両手に巨大な針を装備して黄と黒の縞模様のポケモン、スピアーだ 「いけ!!僕のポケモン!!」 ドラえもんは無理にかっこつけて二個のボールを投げた 一つ目からは頭と後部から火を噴いているポケモンマグマラシが 二つ目からは怪しい目つきで太いポケモン、スリープが出てきた 「のびたはどんなポケモンを持っているんだ?」 僕は手持ちの三つのボールを投げた 中からはゴース、モココ、メタモンが出てきた 「俺様だけ最終進化形態だぜ」 ジャイアンは一体だけを集中強化して育てているようでもう一体のイシツブテはあまり育ってなさそうだ 「僕のスピアーを忘れてないかい?」 出木杉はバランスがいいうえに各ポケモン全てがよく育てられている 「スピアーなんてすぐ育つじゃないかーー」 スネオはじわじわと敵をいたぶるのが得意なポケモンを所持してるな 「それでも一応最終進化体でしょ」 静香ちゃんは二体だけだけどこの中では一番レベルが高い 「そんな喧嘩なんかしてる場合じゃないよ!!!」 ドラえもんのポケモンはよく懐いている この中で誰が赤髪の少年だろう ジャイアンのような単純な奴が漫画ではよく犯人のことがある スネオはふいんき的に一番確立が高そうだ 出木杉もなんだか犯人っぽいな 静香ちゃんは意外だがこういう人が犯人の可能性もある ドラえもんも疑いたく無いが否定はできない 誰だ……………誰が赤髪の少年なんだ……… 『静香ちゃん………その少年はどんなポケモンを使ったの?』 「た…確か青くて大きくて強そうなポケモン……」 みんなの視線がいっせいにジャイアンの持つオーダイルに向けられる 「お……俺じゃねーぞ」 『ジャイアンだったら既に静香ちゃんは言っていると思うよ』 確かにオーダイルを出した時点で指摘されてしまうだろう 『その一体だけ?』 「はい………出てきたときに凄い怖くなってヤドンが倒されてベイリーフだけになったら逃げちゃった……」 『そうなんだ………』 「ぼ……僕も絶対に違うぞ!!」 スネオはヒステリックに叫び散らす なぜかと聞くと 「僕はジャイアンと一緒に行動していたんだ ジャイアンと僕はその少年じゃないぞ!!」 「確かに俺たちは一緒に行動してたぜ」 おそらくこれは間違いないだろう スネオのことだからジャイアンと行動することによってライバルを減らしていったんだろう 「僕だって違うよ 昨日の夜、誰かに支配されたとなると僕にはアリバイがある」 出木杉はアリバイなどとかっこつけている 「僕は昨日はジムでアカネさんとバトルをしていたんだ そして昨日はそこに泊まって寝た これはアカネさんに聞けばそう言ってくれる」 で……出木杉め!! ちゃっかり得してやがる 「私は昨日はウバメの森を突破したわ………昨日のうちにつくはずだったんだけど あの少年に邪魔されて今日やっとコガネに到着したの」 確かに静香ちゃんは一番最後にここに来て すぐにポケモンの回復を行っていた 「僕は昨日の夜はスリープと一緒に虫取り大会に挑戦していたんだ 優勝とかはできなかったけどね………」 スリープの催眠術をうまく使えば簡単に優勝できそうだが……… 「お前はどうなんだよ!!」 『僕は昨日の夜はメタモンを捕まえてたよ なかなかでないから時間かかっちゃった」 これまでの情報整理 のびた 手持ち ゴース モココ メタモン 全体的にややレベルが低い 昨日の夜はメタモンを捕まえていた その後ポケモンセンターで就寝 ドラえもん 手持ち マグマラシ スリープ 平凡 昨日の夜は虫取り大会に出場 しかし入賞はできず 静香 手持ち ベイリーフ ヤドン 全体的にレベルが高い 6人のうち平均レベル最強 昨日はウバメの森に彷徨っていた しかし赤髪の少年に敗れヒワダで就寝 スネオ 手持ち ゴルバット ラッタ イーブイ ゴルバット ラッタのレベルは高いがイーブイは低い 昨日はジャイアンと常に行動していた ジャイアンとともに就寝 アッー ジャイアン 手持ち オーダイル イシツブテ オーダイルのみレベルが高い 同上 出木杉 手持ち ユンゲラー イワーク スピアー 全体的にかなり高レベル 昨日はコガネジムで戦闘をしていた その後ジムで就寝 「ドラえもん…………ちょっといいかな…?」 スネオは険しい表情でドラえもんに話しかける 「君は昨日虫取り大会に出たはず……………しかし君の手持ちには虫ポケモンは存在しない!!」 「「「「!!!!」」」」 確かにドラえもんの手持ちには虫タイプのポケモンは存在しない 「えぇーーと…………それはぁぁぁぁぁ…………」 ドラえもんが明らかに動揺している まさか……ドラえもんは赤髪の少年なのか? 「いや それはおかしい ドラえもんが赤髪の少年ならみんなを呼び出したりはしないだろう」 「ウグッッ 確かに………」 出木杉の言っていることは当たっている 「ただしドラえもんの手持ちに虫ポケモンがいないのは立派な矛盾だ なぜか説明してほしい」 「そ………それは……………」 皆の視線がドラえもんを刺す 「じ………実は昨日……ウバメの森の出口あたりでコラッタに出会ったんだ………それで気絶しちゃって 朝になってやっと起きて…………そうして急いで森を越えたんだ」 「なんで最初から言わなかったんだい?」 「だって……そんなこと言うの恥ずかしいから……」 確かに気絶したままなんていうのは恥ずかしすぎる 「確かに恥ずかしいかもしれないけど今は皆真剣なんだ ここは真実を説明してもらいたかったよ」 「ご……ごめん」 「分かってくれればいいよ………」 「ちょっと待ってよ!!」 荒い声でスネオが喋った 「僕たちにはアリバイがあるけどドラえもんだけにはアリバイが無いじゃないか!!」 確かにスネオ、ジャイアンは共に両者が証言してくれる 出木杉はアカネさんが、ポケモンセンターで寝た人たちはジョーイさんが証人になる しかしドラえもんだけにはアリバイは無くなってしまった 『そういえば僕は育てやさんの近くでメタモンを探しているときにウバメの森から出てきた ドラえもんがスリープを使いながらウバメの森から出てくるのを見たよ!!」 すっかり忘れていた………メタモンがなかなか出てこないせいでドラえもんにあったのを 覚えていなかった 「そうなると………全員それぞれにアリバイがあるじゃないか!!」 再びスネオはヒステリックに叫び散らす 『でも考えてみると連絡がつかなくなったのは昨日の夜から、夜なんて皆寝ちゃってるんだから あんまりアリバイとは言えないんじゃないかな?』 我ながらいい意見だ 「やっぱり皆不確定だね…………」 「剛司君とスネオ君は本当に一緒に行動してたのかい?」 出木杉がジャイアンとスネオに尋ねる 「昨日はコガネのデパートで買い物してたぞ」 「……………………僕のおかn」 「なんか文句あるのか!!」 スネオのお金で買い物するなんてジャイアンらしいな 「じゃあ証拠としてレシートを見せてくれないかい?」 またしても出木杉は証拠などとかっこつけている しかしジャイアンがまさかレシートを残してあるとは思えない 「これで文句ないだろ」 意外にもスネオがレシートを持っていた ジャイアンから取られた被害総額の計算でもしていたのだろう 見るとかなりの金額を使われている……… 時刻のところには"20時53分と書かれている これは確実だろう 「さっきから偉そうだけど出木杉!!お前はどうなんだよ」 「なんども言わせないでほしいな 僕は昨日はジムにいたんだ そんなに疑うならアカネさんに聞いてきてみてくれ」 そういって懐からポケギアを取り出して電話をし始めた 通話の相手はアカネさんで出木杉が昨日ジムにいたことを証言してくれた しかしその喋り方が非常に馴れ馴れしく僕はイライラする 「まぁこれで僕の疑いは晴れたわけだね」 確かにこれで出木杉の疑いも晴れた しかし僕はここで一人の人物に疑いを持った 『ちょっと待って!!考えてみると変だな思う人がいるんだけど」 「誰なの のびたさん?」 「………………………君だよ……………静香ちゃん………」 「わ……………私のどこがおかしいのよ!!」 「そうだぞのびた!!はっきり説明しろ!!」 『一番目のジムリーダーハヤトは飛行使い 二番目のツクシは虫使い…………… 両方とも草タイプで戦うには難しい相手だ しかし静香ちゃんはそれを草タイプであるベイリーフとスピードの遅いヤドンだけで倒しているんだ』 「「「あ………………」」」 『これはどう考えてもおかしいと思わないかい』 「そ…………そんな」 『どうだい?静香ちゃん………」 「わ…………私じゃないわ のびたさん!!」 「ま……まさか静香ちゃんが……………」 『正体を現せ!!赤髪の少年!!』 「…………………………………」 「待って 野比君…………」 「なんだよ 出木杉!!」 「静香君のベイリーフは進化こそはしていないがレベルは剛司君のオーダイルと同じ30レベルなんだ」 『だからなんだ!!』 「分からないのかい?」 「ハヤトとのバトルでも静香ちゃんのベイリーフは20レベルを超えていた いくら相性が悪くてもレベル差が11もあれば倒せるんじゃないかな?」 『そんなの分からないよ!!』 「実際に僕は見ていたから……そう言えるんだ」 「な…なに!!」 くそ………出木杉の奴………… 『でもツクシは!!ツクシのストライクはかなりの強敵だった!!』 「あのストライクは虫技は連続切りのみだった…………それにこの時点では既にヤドンを持っているんだから 水鉄砲や念力で強引に押し込むくらいの力はあると思うんだ」 『グッッ』 僕は黙ってしまった 出木杉の言うことには矛盾が見当たらない 「フッ 分かってくれたかい? それよりもうお遊びは終わりにしよう………………野比君…………」 730 名前:赤髪 ◆zEGjIzNk6I [sage] 投稿日:2006/12/12(火) 23 26 17 ID ??? 『なっ…………何を言っているんだ!!』 「じゃあ聞くよ 君はなんでここにいるんだい?」 『なんでって…………ドラえもんに呼ばれたからさ!!』 「はっきり言おう 君の手持ちには居合い切りのできるポケモンがいない しかしここにくるにはウバメの森にある木を切ってこなきゃいけないはずだ!!」 『森の中に居た人のカモネギに助けてもらったんだ!!』 「別にそうでもいいさ 君にはまだおかしい点が残っているからね」 『なんだとっ!!』 「君はドラえもんがウバメの森からスリープと一緒に出てきたというけど スリープはウバメの森の時点では入手できない……… しかもドラえもんは朝に森から脱出したはずなのに夜にメタモンを捕まえたはずの君が 見れるわけないんだ」 『……………それは…………………』 「のびた!!てめぇ!!」 「確かにあれは嘘だ…………ドラえもんを助けるためのね」 「の……のびたくん?」 「でも僕の夜に寝ていたという事実は崩れないぞ」 「夜寝ていたというのは不確定だと言ったのは君の方じゃなかったっけ?」 『なっ……………………』 「そして最後に言おう これはどんなことを言っても崩れない モココは水晶版では出ないんだよ!!!!」 「た………確かに金銀では出てくるけど水晶版ではどこにもメリープ系はでてこない!!」 「どうだい…………?野比君!!」 『………………………………アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ』 のびたの周辺に電磁波が発生しのびたは姿を変えていく 『これは誤算だったよ 出木杉君…………』 「野比君をどこにやったんだ!!」 『さぁ?今頃ゲームに使われなかったボツステージでお寝んねしてるんじゃないか?』 「のびたを返せ このキザ野郎!!」 『俺にもちゃんと名前があるんだよ………シルバーって名前がね」 『お前らは俺を倒さない限り永遠にこの世界を彷徨うことになるぜ クックックッ』 「ならここで倒すだけだ!! 行けゴルバット!!」 スネオはゴルバットに攻撃を命じる 「行け………ギャラドス…」 シルバーの投げたボールからは巨大な青い龍が飛び出す それと同時に僕たちのいた施設は消え去ってしまった 「ポ………ポケモンセンターが!!」 『このくらいは俺様は簡単にできるんだよ』 シルバーはいとも簡単にゲームの重要施設を消し去ってしまった そんな相手を僕たちが倒せるのか? 「く………くそ ゴルバット怪しい光だ!!」 ゴルバットの口から黒々しい光が放出される 『ギャラドス……ハイドロポンプ…」 ギャラドスの口から飛び出した水によって怪しい光は押し返され ゴルバットにハイドロポンプごと命中した 「ゴ……ゴルバット!!」 ゴルバットは目の焦点が合っておらず混乱してしまった 「戻るんだゴルバット!!」 スネオはゴルバットをボールの中に戻した 「皆で一斉にかかるんだ!!」 ジャイアンはそういってオーダイルとイシツブテに突撃命令を出した 「私も負けられないわ」 静香もジャイアンの勢いに乗り二体のポケモンに命令をした 『おいおい………4対1とは随分卑怯なんじゃないのか?』 そういいながらシルバーは二体目のポケモンを繰り出した ごつい体をしていて頭にドリルを装備したポケモン、サイドンだ 『サイドン 地震だ』 サイドンの地震により地面が大きく揺れ始めた それによって衝撃波が発生しギャラドス以外の全てのポケモンは戦闘不能になった 「ギャラドスは飛行タイプだから地震が効かないのか…………」 ジャイアンと静香は目の前が真っ暗になった 「あいつ………強すぎる……………」 本来この時点ではサイドンは入手不可能である しかしシルバーにはそんなことは関係無いのだ 『もう…………終わりか?』 「まだだ!!」 スネオが叫んだ それと同時にラッタで仕掛けた 「無茶はやめるんだ!!」 『学習能力の無い奴らだ……ギャラドス!!」 ギャラドスはラッタを尾で弾いた それはスネオに命中しスネオ自身に大きなダメージを与えてしまった 「ぐ………………」 スネオは目の前が真っ暗になった すると突然スネオは足から消滅し始めた 「どうなってるんだ!!」 『あぁ……この世界では人間が直接ダメージを受けた場合 消えるように設定しておいたんだ…………』 「な………に………」 『あの眼鏡の餓鬼もギャラドスで破壊光線をしたらわめきながら消えてったぜ 見ながら腹が痛くなっちまったよ アッハッハッハッハ』 「嘘だろ…………」 「出………木杉……」 「な……なにスネオ君!!」 「僕のポケ……モンを頼……む……皆で力を合わせれば………いつか必ず…………」 スネオは最後の言葉を残して消えていった 『アハハハハハハ お前らも全員消えるんだから心配するなよ サイドン地震だ!!」 サイドンは再び地震を繰り出した 衝撃波は出木杉のもとへと走っていく 「危ない!!」 そう叫んだ瞬間出木杉の前に二つの何かが飛び出し衝撃波を防いだ 「た……剛司君?………静香君まで…………」 「出木杉…………後は………任せたぜ!!」 そう言って二人は消えていった 今残っているのはドラえもんと出木杉しかいない しかしドラえもんは既にギャラドスによって戦力を失っていた 「出木杉君…………君はここから逃げるんだ………」 「………ドラえもん君!?」 「君のユンゲラーならテレポートでこの場所からポケモンごと逃げ出せるはずだ………… 僕が囮になるからその間に頼む」 「そ………そんなことしたら君まで!!」 「これは後で君が勝って皆を救うためなんだ!!」 「ドラえもん…………」 「僕は待ってるよ!!」 ドラえもんはそう言ってシルバーのもとに飛び込んだ そして僕は………… 「ユンゲラー………テレポートだ」 広い範囲を青白い光が覆いはじめる 『な……ギャラドス!!破壊こうs…グァァ」 シルバーはドラえもんの頭突きによってギャラドスへの命令を失敗する そしてその瞬間、その場所には既にシルバーとギャラドス・サイドン以外は存在しなかった ………………ヒワダタウン そこには一人の少年と傷ついたポケモンたちが大量にいた 「僕は………僕は………」 その少年は涙を流しながら呟いていた 「僕は………絶対に負けるわけにはいかない………絶対に!!」 ………前半エンド………
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前へ ポケモンセンターは宿泊施設にもなっており、地下一階がなくなっており二階の通信センターが無くなり 高級ホテルの様な作りの宿泊施設になっていた。 ドラえもんとのび太と遊は三人部屋に泊まる事にしたこれから一緒に旅をするのだから離れない方がいい。と判断したドラえもんの意見が通った。 のび太 「そういえば、三人で泊まるのって久しぶりだね。」 遊 「そういや、そうだな」 ドラえもん 「のび太君のパパとママが食中毒で入院しちゃった時だね」 遊 「それで、俺の家にお前らを泊めたんだったな」 のび太 「遊君の家大きかったなぁ」 遊 「それで……あんな事があったんだよな……」 三人の顔が暗くなった。 のび太 「でも、あれがあったから僕達は仲良くなったんだよ」 遊 「………そうだな」 ドラえもん 「よし、もう寝よう。」 ドラえもんが部屋の電気を消した。 三人 「おやすみ」 三人は眠りについた。 朝になった。 遊 「ふあーあ、よく寝た……」 周りを見渡すとドラえもんの姿がなく、のび太は爆睡していた。 遊 「ドラえもんのやつ……何処に行ったんだ?」 ベッドから降りて 遊 「とりあえず飯でも食うか……」 食事をしに一階へ降りた。 食事やルームサービスは全てただで食事は一階にある機械で注文すればすぐに食べられる。 オムライスを注文し、テーブルで食べてると ドラえもん 「あっ、遊君おはよう」 遊 「ああ」 ドラえもん 「のび太君は?」 遊 「まだ寝てる」 ハァとドラえもんはため息をつき ドラえもん 「じゃあ、先に渡しておくよ」 ドラえもんは遊に腕時計みたいな物で万能アイテムのポケッチを渡した。 遊 「おっ、サンキュー」 ドラえもん 「さっきクイズやっててね三人分もらってきたんだ。」 遊 「ありがとな」 ドラえもん 「それじゃ、僕はのび太君を起こしてくるよ。」 遊 「ああ、後でな」 ドラえもんは部屋へ向かった。 遊 「さて、俺もそろそろ行くか。」 遊は飯を食べ終えポケモンセンターをあとにした。 遊 「いくぞ!!凍える風!!」 遊はグレイシアと共にレベル上げをしていると。 「助けてくれぇ~!!」 どこからか助けを呼ぶ声が聞こえてきた。 遊 「!?、こっちだ!」 遊は声が聞こえた方へ向かうと おじいさんが変な服を来た男に絡まれていた。 遊 「どうしたんですか!?」 おじいさん 「こいつがワシのポケモンをよこせと言うんじゃ」 変な男 「おじいさん、人聞きの悪い事を言わないでもらいたい、我々ギンガ団の作戦の為にそちらのポケモンを寄付していただきたいと言っているのです。」 遊 「ギンガ団!?そうか……こいつがギンガ団……」 ギンガ団 「少年、大人の話に首を突っ込むのは感心しませんね。」 遊 「悪いが、お前らみたいな連中は嫌いでね それに、嫌がってるじいさんから無理やり奪うのは恥ずかしくないのか?」 ギンガ団 「全てはギンガ団の為……邪魔をするなら……子供だろうと容赦しませんよ?」 遊 「面白い、かかってこい!!」 ギンガ団 「ニャルマー!!」 遊 「グレイシア!!」 グレイシアとニャルマーが睨み合う 遊 (これは……激し戦いになりそうだな……) 遊 「いくぞ!!凍える風!!」 グレイシアが起こす冷気の風により ニャルマーは倒れた。 遊 「えっ!?弱っ!!」 ギンガ団 「覚えてろぉぉ」 雑魚が言うおきまりの台詞を吐き捨てギンガ団のしたっぱは逃げていった。 遊 「何だったんだ…あいつ。」 遊は逃げていくギンガ団をぽかんとした顔で見ていた。 遊 「まっ、いっかじいさん大丈夫か?」 おじいさん 「ありがとう少年よ……お礼はできんが……」 おじいさんは大事に抱えていたモンスターボールを差し出した。 おじいさん 「こいつを受け取ってくれんか?」 遊 「いや……大事なポケモンなんだろ?」 おじいさん 「ワシみたいな老いぼれといるよりはこいつも喜ぶわい、それにまたあの連中に狙われて奪われたらこいつはもっと嫌な目にあってしまう……頼む!!」 遊 「じいさん……わかったよ」 遊はおじいさんからモンスターボールをもらった。 遊 「………こいつは!!」 遊 (御三家ってそういう意味かよ!!) ボールのポケモンを見て遊は驚愕した。 遊 「……まあいい、これからよろしくな ヒノアラシ」 現在の状況 遊 グレイシア14LV ヒノアラシ10LV 現在ドラえもん、のび太と行動中 のび太 手持ち不明 遊、ドラえもんも行動中 ドラえもん 手持ち不明 遊、のび太と行動中 他、不明 次へ
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出来杉はマサキの家前に居た 出来杉「此処がマサキの家だな・・僕以外には誰も来ていないな、ふふふ」 笑いながら家に入った マサキ「ひ、人だ!助かった」 出来杉(これがマサキか・・・) マサキ「この姿のわけは実はな、実験に失敗してポケモンと融合してもうたのや、すまんがそこのパソコンのスイッチ押してくれん?」 出来杉「わかった、元の姿に戻してあげるよ」 正直、出来杉はチケットのためとは言えこんなマヌケに関わるのには嫌気がさしていた 出来杉(できればこの辺で他の奴等と距離を引き離しておきたいのだが・・・) マサキ「準備ええで!スイッチ押してくれ」 ポチッ、スイッチを押した 数分後 マサキ「いや~助かったで、なんかお礼しなきゃいかんな」 出来杉「いや、そんなつもりで助けたわけじゃないさ」 あくまで善人を装う出来杉、現実世界と同じだ マサキ「ほら、このチケットやるで、これでサントアンヌ船に乗れるで」 出来杉「ありがとう、僕急いでるからそれじゃあね」 家を後にした出来杉 出来杉「計画どうり、これで僕の勝ちだ」 一方ジャイアンは ジャイアン「くそー!また負けた!」 ハナダジムに挑戦していたジャイアン、やはりリザード一匹では連戦連敗だった ジャイアン「やっぱり不利なタイプ一匹じゃきついか・・・」 しかたなくジム挑戦を一時止め、ポケモン探しをするこにした ジャイアン「ポッポ、ポッポ、ポッポ・・此処はポッポしか居ねーのかよ!」 探しに来たのは良いが現れるポケモンはポッポばかり、50匹程焼き鳥にしたところでもう諦めようとしたとき・・・ ジャイアン「む!ポッポとは違う気配!」 野生のマダツボミが現れた ジャイアン「草タイプか・・水タイプのカスミには打って付け、よし捕獲する」 唯一ひょろひょろとした体つきが気に入らなかったが贅沢は言えない、此処で足踏みをしている余裕はないのだ そしてあっけなくマダツボミを捕まえた ジャイアン「へへへ、リザードの敵じゃない、よしこいつを育てて今度こそバッチを貰う!」 マダツボミ育成が始まった しずか「此処がハナダシティね」 しずかはハナダに着いていた、すぐジムに挑戦するもと思ったが・・・ しずか「焦る必要はないわ、いつでもバッチをゲットできる戦力はあるんだから、それに新入りさんのレベル上げもしたいし」 そう言うと近くの草むらに向かった しずか「此処までくると野生のポケモンもそれなりに強くなってくるものね、さて出番よピッピ!」 このピッピはおつきみやま内部にて捕まえたばかりのポケモンだった しずか「この子がそれなりのレベルになれば私の戦力は無敵だわ」 しずかの野望が動き出した その頃のび太&ドラえもんは のび太「ふう~やっとおつきみやまを出れたぞ、長かったな~」 ドラえもん「それもこれものび太君がノロノロ歩いてるからだろ」 のび太「そんなこと言ったってさー」 いつもの調子の会話をしながらハナダを目指していたのだった ドラえもん「ん、近くに野生のポケモンが居るぞ・・こ、これは」 野生のサンドが現れた のび太「珍しいポケモンだ、捕まえておこう」 ドラえもん「手を出すな!あれは僕のもんだ!」 のび太「何そんなにムキになってるのさ」 ドラえもん「あの黄色い体、耳、まさに昔の僕そっくり!これは僕にサンドを捕まえよと言う神のお告げに違いない」 勝手な言葉を並べて説得するドラえもんに負けサンドを譲ることにした ドラえもん「よし、行くぞコラッタ!」 レベル差もあり、程なくサンドを捕まえた ドラえもん「よし!捕まえたぞ!」 のび太「おめでとう、ドラえもん、そうだサンドをポケモン図鑑で見てみよう・・えっ!」 ドラえもん「どうしたの?」 のび太「な、何でもないよ、先を急ごう」 皮肉にもドラえもんが求愛したサンドは「ねずみポケモン」だった ジャイアン「大分強くなったぞ・・これでカスミに勝てる!」 短かった時間での修行ながらマダツボミのレベルを上げ、自分の戦力にしたのだった 自信満々で早速ジムに向かった、しかしジムの前に一番会いたくなかった人物が居た しずか「あら、武さん」 ジャイアン「げっ、しずかちゃん!」 しずか「今からジムに挑戦するんでしょ?がんばってね」 ジャイアン「あ、うん・・ところでしずかちゃん・・・もしかしてバッチを・・」 しずか「これのこと?」 ジャイアンが言うのを遮ってバッチを見せた ジャイアン「!・・・」 しずか「私急いでるの、もう行くわ」 しずかは去った ジャイアン「ここ数日のんびりしすぎた、急がねーと!」 ジムへ急いだ 程なくブルーバッチを手に入れたジャイアン、次の進路をマサキの家に向けた ジャイアン「たしかサントアンヌ号に乗るにはチケットがいるんだよな・・・」 これからの進路を考えていたとき前から歩いてくる者がいた ジャイアン「出来杉!」 出来杉「武君か」 ジャイアン「へへへ今日は色んな奴に会うな」 出来杉「今ハナダに着いたのかい?」 ジャイアン「冗談言うな!ジムに挑戦してただけだ!」 出来杉「そうかい」 ジャイアン「へ、ところで何でお前は先にジムに行かないんだ?まさか挑む自信がないわけじゃないだろうな?」 出来杉「バッチなんて好きなときに取れるよ、今はそれよりも大事な物を取りに行ってたのさ」 ジャイアン「バッチよりも大切な物?」 出来杉「これだよ」 そう言うとチケットを出した ジャイアン「これが大事な物?笑わせるな!その物こそ好きなときに手に入るよ!」 出来杉「相変わらず君は知能が足りないな」 ジャイアン「何だと!」 出来杉「このチケット・・・マサキが何枚も持ってると思うかい?」 ジャイアン「!」 出来杉「そう思って初めにマサキの家に行ったんだ、もっとも元の姿に戻った今他人にわざわざチケットを譲る理由はないわけだけどね」 ジャイアン「く・・・」 出来杉「何なら今から言ってみると良い、いくらポケモン世界とは言えそんなに単純物語は進まないよ」 ジャイアン「くそ!」 ジャイアンはそこまで話を聞くとマサキの家へ走り出した どん! マサキ「な、誰や!あんた」 ジャイアン「チケット!俺によこせ!有るんだろ?」 マサキ「?何のことや?早く出てってや、警察呼ぶで!」 ジャイアン「良いから早くしろ!おい!」 間もなく警察が駆けつけ、ジャイアンは捕まった 必死にわけを話し釈放してもらったがハナダにはこれ以上居ることはできなかった のび太「遂に着いた!」 ドラえもん「此処がハナダか~」 二人はやっとハナダへと着いていた のび太「とりあえずポケモンセンターに行こうよ」 洞窟での戦闘の疲れを癒すため二人はポケモンセンターへと向かった ドラえもん「あれ・・あそこに居るのは・・・」 のび太「ジャイアンじゃない?」 ジャイアン「何だお前等か・・・驚かせるなよ」 のび太「何でこそこそ隠れながら歩いてるのさ」 ジャイアン「ちょっと警察の世話になっちまってな、人前に堂々と出れないんだ」 ドラえもん「そんな軽い話じゃないぞ、でもなんでそんなことに?」 ジャイアン「実はな・・」 とりあえずこれまであったことを話した のび太「へぇ~でもなんでチケットないと困るの?」 ジャイアン「馬鹿!船に乗らないとジムにも行けないんだよ」 のび太「え~!じゃあ出来杉しかこれ以上進めないってこと?」 ドラえもん「そいうことになるね・・」 ジャイアン「なぁ、俺達組まないか?」 のび太「え?」 ジャイアン「どうせこのままじゃ出来杉以外異次元に消えるんだ、なら皆でどうにかするしかねーだろ」 ドラえもん「たしかにそうするしか助かる道はないね」 ジャイアン「そうだ、もう俺達に選択肢はねーんだよ」 こうしてのび太・ドラえもん・ジャイアンの同盟が成った 現在の状況 のび太 ギャラドス(レベル20)、ピカチュウ(レベル18) ドラえもん コラッタ(レベル19)、オニスズメ(レベル18) サンド(レベル15) ジャイアン リザード(レベル23)、マダツボミ(レベル18) スネオ カメール(レベル16)、イシツブテ(レベル11) しずか フシギソウ(レベル28)、プリン(レベル22)、ピッピ(レベル20) 出来杉 イーブイ(レベル20)、バタフリー(レベル19)、ケーシィ(レベル14)